夢を詳しく書く

夢日記です。

 私は高級そうなホテルに滞在していた。ここが一体何処なのかは定かではなかったが、外の景色からハワイやサイパンなどのリゾート地だろうと推測した。ホテルの内装はネイビーとシルバーとゴールドを主な配色として使用しており、絵に描いたような高級ホテルそのものであった。私は33階に泊まっていた。

 今日はクリスマスイヴだ。夜になり、せっかくこの見知らぬ土地に来たのだから外に出てみようと思いエレベーターに乗った。すると、エレベーター内でみきてぃと鉢合わせした。みきてぃは高校のときの同級生だ。彼女とは同じ軽音部に所属しており、一緒にバンドを組んだ仲である。卒業後もちょくちょく飲みに行っており、私の数少ない友人の一人である。みきてぃもこのホテルに宿泊しているようだ。みきてぃの隣には彼氏がいた。話は聞いていたが彼とは初対面だ。少し太めで背がやや高く、眼鏡をかけた男性だった。彼に「初めまして。みきてぃの友達の睦季です。」と挨拶をした。彼も「初めまして。」と返してくれた。適度に低く、柔らかい声であった。私達は適当な雑談をしながら外に出た。

 ホテルの近辺は星がとても綺麗に見えた。三人で夜空の美しさに感動しながら星を眺めていると、何かの大群が飛んできた。最初は小さくてよく分からなかったが、よく見るとそれはフクロウの大群であった。目を凝らして見るとどのフクロウもプレゼントらしきものを足にぶら下げている。きっとこの場所では、フクロウ達がサンタクロースのような役割なのだろう。その非現実的な光景に思わず見とれていると、突然大きな爆発音が聞こえた。驚いたが、それは花火が上がった音であった。これがこの場所なりのクリスマスなのだろう。私達は日本とは全く異なる初めてのクリスマスに興奮しながら「動画撮らなきゃ!」とiPhoneを構えた。みきてぃのはしゃいだ声がものすごく煩かったので、少し静かにしてほしいなと思った。

 しかし、何でもかんでもiPhoneで撮ろうという風潮は如何なものか。こういう忘れられない体験こそiPhone越しで見たり撮影して思い出を残すのではなく、自らの目に焼き付け、五感で体感し、自分の胸に思い出を刻むべきではないか。頭でそう考えながらも私は意に反してiPhoneを構えていた。