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夢を詳しく書く

夢日記です。

 私は副都心線に乗るために切符を買おうと券売機に並んだ。順番が回ってきたのでタッチパネルを押す。いつものように金額の数字が並んでいたが、いつもと違うところは「除菌」と書いたボタンがあるところだ。私は興味本位で除菌のボタンを押してみた。すると金額が書いてあるボタンの下に小さな文字で「除菌」と付け足され、金額が50円アップした。私は最寄り駅までの切符を買い、ホームへ向かった。わざわざ50円も多く払ったんだから何かしらの特典はつくのではないか。そう思いながら電車が来るのを待った。

 除菌専用車両などというものがあるのか、はたまた除菌優先の椅子に座れるのではないか。そうあれこれ考えながら電車を待った。そうこう考えているうちに電車が来たが、何の変哲もない車両が目の前に止まった。「どこが除菌なのか?」と思いながら電車に乗ると、中に大きな水色の蓋付きゴミ箱が置いてあった。「これが除菌なのか...?」と疑問に思いながら一番端の席に座った。椅子にも特に何の工夫もされていなかった。私は予想以上に予想以下な出来事に落胆し、「除菌の切符なんて買わなきゃ良かった。」そう思いながら電車に揺られた。

 私の前のつり革に捕まっていたギャル二人組が「なんか臭くね?」と言い出した。言われてみれば確かに少し匂う。足の匂いのような匂いが車内にかすかに漂っていた。ギャル二人組が匂いの元を探し始めた。するとゴミ箱の下から納豆まみれのカーディガンが出てきた。ギャルの一人が派手にデコレーションされた魔女のように長い爪でカーディガンをつまみながら「うわ〜最悪なんだけど!」と鼻をつまんだ。よく見たらそのカーディガンは私が昔売りに出したプードゥドゥのカーディガンではないか。ギャル二人は丁寧に納豆を一つ一つゴミ箱に捨て始めた。売りに出したとはいえ本来私のものだったカーディガンを二人に掃除させているところを見て無性に申し訳なくなり、納豆を捨てるのを手伝った。ギャル二人組は「えー!お姉さん優女〜」と言ってくれた。「こんなもの電車に捨てるとかありえなくね?」と言われたので、ギャルと話す機会のない私は緊張して「はぁ、まあそうですよね..」と素っ気ない返事しか出来なかった。